ゾンビとUnity

ゾンビネタとUnityでのゲーム制作について綴るブログです。

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ゾンビ祭Part21

今回はちょっと変り種。
ゾンビ映画ではないですが、ゾンビがそれなりに活躍?する映画です。




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(2013/01/09)
デイヴ・フォーリー、ロバート・メイレット 他

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モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦

「吸血鬼と狼男はどっちが強いか?」みたいなスレが2chに立ったりするけど、おっさんが小学生の時代も同じネタで盛り上がっていた。
「じゃあ、プロレスで白黒つけようじゃねーか!」というのが、この映画。
胡散臭いモンスターが胡散臭いプロレス勝負をするという、どう考えても楽しい企画。


<おっさんがビール片手に笑いながら見るのにうってつけ


原題は Monster Brawl
2011年にカナダで撮影。

特典映像にケヴィン・ナッシュ(ゾンビ・マンのスカウト役)を招待してインタビューしている映像があり、「映画の予算はいくらか?」という質問に対して、彼は100万の1/4(25万)と答えていた。
英語の wikipedia には20万カナダドルと書いてあるので、だいたいの数字を答えたようだ。

Monster Brawl - wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Monster_Brawl

登場するモンスターは、サイクロプス、スワンプ・ガット、フランケンシュタイン(博士のモンスター)、レディー・ヴァンパイア、ワーウルフ、マミー、ウィッチビッチ、ゾンビ・マン。

墓場の真ん中にプロレスのリングを設置。
実況解説付きで、もうプロレス以外のなにものでもないw

最初はミドル級とヘビー級に分かれてトーナメント形式で戦い、それぞれの階級の勝者が決勝で戦う。

意外だったのは、サイクロプスがミドル級だったこと。
巨人っていうイメージがあったけど、普通の人間サイズのサイクロプスが出てきた。

私はモンスターとか妖怪とか大好きだが、「スワンプ・ガット」は聞いたことがない。
グーグル先生に聞いても、そのものの名前を持ったモンスターは出てこなかった。
ただ、沼地には人を襲うモンスターがいるという話は昔からあって、民間伝承をもとに新しく作ったっぽい。

Swamp monster
http://en.wikipedia.org/wiki/Swamp_monster

Swamp Guts の Guts は、ハラワタとか内臓とか、手術で使う縫合用の糸という意味があるのは知っていたが、俗語で太鼓腹という意味もあった(太鼓腹を軽蔑する目的で使う)。
スワンプ・ガットの見た目からして、太鼓腹という意味で Guts をつけたと思われる。

右にいるのがスワンプ・ガット

「ウィッチビッチ」は今は女性を軽蔑する目的で使われるが、元々はウィッチクラフト(いわゆる西洋魔術)について学んでいる女性(いわゆる魔女)を軽蔑する意味で使われていた言葉。
ウィッチとビッチを並べることで、韻を踏みつつ相手を侮辱できるスタイリッシュ悪口というところだろう。
グーグル先生の話を聞いていたら、これを逆手にとった Witch & Bitch というワークショップを見つけた。

Witch & Bitch
http://witchandbitch.us/

オカルト要素を排除した現代版の魔女みたいな活動をしている。
本場イギリスにいるゴスの延長みたいなもんだろう。
野山で狩猟採集、採集したハーブでお茶を作ったり、ビールを作ったり、手斧を投げたりしているそうだ。


<サイクロプスの目玉をむしり取るなんて、面白くなってきたぞぉ~


これは実況席にいる、前チャンプのサスカッチ・シドのセリフ。
キャラクター紹介には former(前の) champ と書かれているので、前回のモンスタートーナメントのチャンピオンだと思われるが、どう見てもただのおっさん。
サスカッチには見えないよw

サスカッチっていうのは、メタルなミュージシャンが名前の前にデス・マシンガン・チェーンソーとか付けるようなものではなかろうか。
デス・マシンガン・チェーンソーという単語の羅列を見るだけで「全然意味分かんないけど、なんか危なそう」というのは分かる。
人類を超越してサスカッチみたいに強いぞ!っていうニュアンスを伝えたかったの?
ていうか、前にもモンスタートーナメントあったのかよw

このサスカッチみたいに強いらしいシドさん。
セリフがいちいち面白いんだけど、後半に面白いことになるので、要注目。

中の人はアート・ヒンドル(Art Hindle)というカナダ生まれ、カナダ育ちの普通の役者。
ネイビー(海軍)一家に生まれたが、彼の叔父(マイケル・ケイン)が役者だったことに影響を受けたようで、彼も役者になった。
彼の出演作で、私が知っているものはなかった。


<モンスターの中の人はみんなプロレスラー?


やっぱり、いくらなんでも素人がプロレスをやるのは危険なので、モンスターの中の人は現役、あるいは元プロレスラー…という話だったんだけど、ジェイソン・デビッド・ブラウン氏だけ分からなかった。

ジェイソン・デビッド・ブラウン(Jason David Brown)は、登場キャラクターのうち、4役をこなしている。
モンスター役として、サイクロプス、スワンプ・ガットを演じている。
かなり重要なキャストだと思うが、ネット上にはほとんど情報がない。

一番インパクトがあるフランケンシュタイン(博士のモンスター)役は、1990年代にWWFのKarrgan(カーガン)として活躍していた元プロレスラーのロバート・メイレット(Robert Maillet)。



今は映画俳優として活躍中。
アンデッドウェディング(ゾンビ祭Part8で紹介)にも出演している。

レディー・ヴァンパイア役はケリー・コーチャー(Kelly Couture)

Kelly Couture - WRESTLINGDATA.COM
http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=11125

すごくセクシーな女性レスラー。IMDbでは女優と紹介されている。

動きが素晴らしい。もっと有名になってもいいと思う。

ワーウルフとマミー役はRJスキナー(R.J. Skinner)

プロレスラーだけでなく、俳優としても幅広く活動しているようだ。

ウィッチビッチ役はホリー・レッケマン(Holly Letkeman)で、リングネームはコーニー・ラッシュ(Courney Rush)。
カナダの女性プロレスラー。
日本語版は発売されていないようだが、ゾンビが出てくるヒューマンドラマ Exit Humanity(2011)ではゾンビを演じている。
ウィッチビッチは顔を汚くするメイクしかしてないので、顔の輪郭や目鼻口というパーツの形から彼女だと分かりやすい。

実物の彼女は背が高くてスタイルが良く、美しい。


<誰だよこの声www


戦っている最中や決めのシーンで「すごい!」「引き裂け」「これは強烈だ」みたいな声が唐突に入る。
実況解説はくだらない話を延々としているので、それとも違う。

モータルコンバットなんかの海外の格闘ゲームで、こういう短いナレーションによる演出がある。
日本の格闘ゲームだと、ラウンド・ワン・ファイト!とかユー・ウィン!くらいしかないが、このナレーションは短い感想をはさんでくるので「お前の感想なんて聞いてねーよ!ていうか誰だよwww」と、これまた笑える演出となっている。

映画の中では誰の声なのかは結局分からず、ただの天の声的な演出のようだが、ランス・ヘンリクセンが声を担当している。

エイリアンシリーズのアンドロイド、エイリアン3ではアンドロイドの生みの親、ドラマではサイコパスをプロファイリングして追い詰める「ミレニアム」の主人公を演じた超大物俳優。
見えないところがムダに豪華だったw


<話は丁寧に作られているけど、時間配分を間違えた印象


各モンスターをスカウトした背景や、トレーニングの様子などをきちんと描写した後、「さあリングで対決だ!」という流れで進行して行く。
丁寧なのは良いのだが、最後はブツ切りな感じで終わってしまう。
万が一次回作を作れるようになっちゃった時のために、次回作に繋げやすくしたのか、単に時間配分を間違えて尺が足りなくなってしまったのか。
どちらにしろ、消化不良な印象が残ってしまうので、この終わり方を高く評価する人は相当な偏屈だと思う。
偏屈な私ですら「えっ!?ここで終わり?」となった。

うまく言えないが、再出発という形でいったん幕を下ろす作品はちょいちょい見かける。
そういう終わり方をする場合は、もうちょっと整理整頓しておかないとダメだと思う。
しっちゃかめっちゃかの状態で「続きはウェブで!」みたいな終わり方は中途半端な印象が極立ってしまう。
to be continued があれば、まだなんとか理解はできるんだけども…。
例えば、次回作が確定していない状態で to be continued と表示するのは、いろいろまずいんだろうか?


<カオスな展開へ導く重要なキャラクター


プロレスのリングネームっぽくゾンビ・マンなんて名前になっているが、プロレス用に訓練された元軍人のゾンビ。
ネタバレになってしまうので詳しくは書かないが、場をかきみだす重要な役割を担っている。
とは言っても、ゾンビにできることはひとつしかないので、簡単に予想できると思う。


<評価

★★★☆☆ 3/5
 
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