ゾンビとUnityとUE4

ゾンビネタとUnity/UE4でのゲーム制作についてつづるブログです。

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ゾンビ祭Part16


ラン・オブ・ザ・デッド [DVD]ラン・オブ・ザ・デッド [DVD]
(2010/12/23)
ハイム・マレー、ダニー・ダイアー 他

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ラン・オブ・ザ・デッド

zombie.png<感想

利益のためなら何でもする製薬会社を風刺したパニック映画。
新薬の治験に参加した人たちが、次々と凶暴化して行く。

1回目 途中で寝る
2回目 途中でPS Vitaのニード・フォー・スピードを始める
3回目 途中で、ふと疑問に思った単語で検索を始めてそのままネット三昧
4回目 なんとか最後まで観た

私はこれをゾンビ映画とは認めない!

薬の副作用でゾンビ化というところ、ゾンビは水が怖いという「ネコかよwww」と突っ込みたくなるところ以外は、特に真新しさはなかった。
2010年に走るゾンビを強調しても、もう手遅れだと思う。
激おこウィルスに感染した人が全力で追いかけてくる映画は既にあるわけだし。

「ラン・オブ・ザ・デッド」っていうタイトルは原題と見せかけて、まったくの邦題で、日本の配給会社が勝手に付けたもの。
パルクールで襲ってくるというのも宣伝のための嘘で、あれをパルクールと呼ぶなら小学校の運動会はパルクール合戦だ。
薬の作用で身体能力が強化されているという設定なら、もっと頑張れたでしょう?
そうしないのは、パルクールを駆使するゾンビがこの映画のテーマじゃないからだと思う。

原題は「Devil's Playground(悪魔の遊び場)」
明らかに邦題が悪いと思う。原題とコンセプトを変えちゃってるからね。
邦題はタイトルに「デッド(死人)」ってつけちゃってるけど、映画の中でゾンビは死人という扱いにはなっていない。

観おわった時の素直な感想を簡単に3行でまとめた。

1.シリアスさが寒い。
2.既視感の連続ですぐ飽きる。
3.これはゾンビ映画じゃない。

基本的に「次は誰がどんな面白い死に方をするんだろう?」とワクテカするのがホラー映画を観るときの作法だと思うので、ゾンビがどんなに凶悪になったところで怖くないんだ。
重要なのは「斬新な殺し方がどれだけあるか?」「ブラックジョークがどれだけあるか?」で、怖いかどうかは評価の対象にならない。


zombie.png<分析

リメイクなのか、単に被っただけなのかは分からないが、Devil's Playground という映画はいくつもある。
2014年にはTVシリーズもリリースされているので、人気がある題材なんだと思われる。
最初は1928年にオーストラリアで作られた The Devil's Playground で、南の島に行った白人が原住民の食人族に襲われるという内容のサイレントムービー。
1937年、1946年、2002年…と、いくつも同じタイトルの映像作品があるが、それぞれのプロットを見るとジャンルはバラバラ。

どうも、欲望と葛藤する人を描いた作品にデビルズ・プレイグラウンド(悪魔の遊び場)という名前がつけられるようだ。
悪魔は人が欲望に走るよう誘惑するという話が聖書にあったはずで、悪魔に翻弄される人たちと、その人たちを中心とした周囲の環境をまとめて「悪魔の遊び場」と表現するんだと思う。
キリスト教圏の人たちにとっては馴染みやすい暗喩表現なんだろう。

じゃあ、このタイトルはどこがデビルズ・プレイグラウンドなのか?

映画では凶暴化した人を「ゾンビ」とは呼ばない。
あくまで薬の副作用でおかしくなった人(以後、被験者と呼ぶことにします)。
この被験者に薬の副作用が出て凶暴化するまでの様々な苦しみや葛藤を中心に描いているわけではなく、被験者側にフォーカスが合っているわけではない。
この映画がフォーカスを合わせているのは、凶暴化した被験者から逃げる人間の方で、この人たちが様々な欲望と葛藤する様子を描くことがこの映画のコンセプト。

聖書を題材としているなら、聖書に込められたキーワードが他にも散りばめられていると予測できる。

被験者はあくまでおまけで、追い詰められた人間がパニくりながらも、崇高な目的を達成するために己の命すら犠牲にするまでに至るところが主軸。
だから、物語の中心には悪人を置く。
そうすることで、自分の利益のためだけに無実の人達を殺してきた悪人が、人類の未来のために己の命を犠牲にすることで贖罪を果たすという、聖書に込められたキーワードが浮き出てくる。

私は神も仏も宗教も信じてないので、聖書がテーマだと分かっても、何の感動も得られないんだと思う。
私はきっと、この映画の楽しさを共有できないことに嫉妬しているんだ。


zombie.png<スタッフ・キャスト

2009年11月30日にイギリスにあるエルストリー・スタジオズ(Elstree Studios)で撮影開始。
イングランドのハートフォードシャー州にいくつもあるため Studios となっている。
中にはBBCが所有しているスタジオ(BBC Elstree Centre)もある。

2010年10月3日にゴアゾーン映画祭(Gorezone Film Festival)でプレミア。

監督・視覚効果は、マーク・マックィーン(Mark McQueen)で、TVシリーズの監督をメインにやってきた人。
私が知っているタイトルはなかった。

脚本はバート・ラスポリ(Bart Ruspoli)。
映画業界の関係者が身内に多いようだが、私が知っている人物はいなかった。

元警官役は「ゾンビハーレム」で主役を演じたダニー・ダイア(Danny Dyer)。

元警官の元恋人役は「ディセント」でサムを演じたミアナ・ブリング(MyAnna Buring)。
インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイアやらスパイダーマンやらのキルスティン・ダンストかと思ったら別人だった。
そうだよね、キルスティンはハリウッド女優だものね。

悪党役は「ターミネーター・サラコナー・クロニクルズ」で偽サーキシアンを演じたクレイグ・フェアブラス(Craig Fairbrass)。
どっかで見たことあると思ったら、マイナー?な作品のマイナーな役どころを演じておられた。

製薬会社の社長役は「バイオハザード」で隊長を演じたコリン・サーモン(Colin Salmon)。
このお方は「世界で最も美しい人」に選ばれたりしてるので、有名すぎて語るに及ばずといったところでしょうか。


zombie.png<被験者の特徴

  • 薬の副作用で凶暴化。
  • 被験者に噛まれると、数分~数時間で凶暴化。
  • 薬の副作用で凶暴化しただけの生きている人間。
  • 肌が白くなり、黒くなった血管が浮き出る。
  • 薬によって身体能力が高められているため、怪力で俊敏。
  • 水が怖い。
  • 無駄に壁を蹴る。


zombie.png<評価

★☆☆☆☆ 1/5
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