ゾンビとUnity

ゾンビネタとUnityでのゲーム制作について綴るブログです。

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ゾンビ祭りPart8

今回はゾンビとの恋愛モノ。
2012年にそんなアニメをやっていました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/さんかれあ

この頃は深夜アニメの中にゾンビ物がひとつは入ってたので、「ついにアニメにゾンビ枠ができたか?」と思ったのですが、一過性のものでした。
残念です…。



アンデッド・ウェディング

アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ [DVD]アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ [DVD]
(2013/10/02)
クリストファー・ターナー、ショーン・ロバーツ 他

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原題は A Little Bit Zombie
2012年2月4日、カナダのブリティッシュ・ヴィクトリアにて開催されたヴィクトリア映画祭でお披露目。
翌7月13日にDVDをリリース。

監督はキャシー・ウォーカー
英語版の Wikipedia にウォーカー氏の記事がなく、経歴についてはよく分かりません。
プロフィールには、TV番組と映画製作のライティングとディレクションをメインとしていて、たまにプロデュースもすると書かれています。
カナダのトロントにある Cave Painting Pictures のオーナーで、映画としてはこの作品が処女作です。
40を超える国際映画祭でこの映画を上映して、10個の賞を獲得しました。

ティム・バートン監督の「コープスブライド」は、花嫁がゾンビでしたが、この映画は花婿がゾンビです。

この映画は、資金回収の方法も面白かったです。
最近の低予算映画ではちょいちょい見るんですが、「こんな資金回収の方法があったのか!」と、私が初めて知ることになった映画です。

クラウドファンディング用に作られたWebサイト
http://www.mymilliondollarmovie.com/

このWebサイトで映画のフレーム(コマ)をバラ売りして、5年間で190万ドルの収益を上げることに成功しました。
この映画は全部で19万5千フレームあり、売り上げから考えると、1フレーム10ドルで販売して、ほとんどが売れたんだと思います。
同Webサイトには、25ヶ国で600人以上が購入したと書かれています。

デジタル化しちゃったらフィルムなんてどうでもいいでしょうし、1コマ1000円程度で買ってくれる人がいるんだったら、全部で19万フレームもあるわけですから、半分しか売れなくたってかなりの額になります。

Festival Info and Fun New Trailer for A Little Bit Zombie - DREAD CENTRAL
http://www.dreadcentral.com/news/49678/festival-info-and-fun-new-trailer-little-bit-zombie#axzz2rgyum8Pr

クリストファー・ターナー(Kristopher Turner)がゾンビ化する花婿役を演じています。
彼の事は全く知りませんが、CTV(カナダのTV局)で放送していたティーン・ドラマに出演してカナダで有名になったそうです。

このゾンビ映画は、笑いながら楽しく観られる内容に仕上がっています。
それ以上でも以下でもなく、かる~いスナック感覚のゾンビ映画です。
主人公以外は自分の事しか考えないクズ揃いと、人物設定だけでもう面白いですね。

納得できないのは、ゾンビの血を吸った蚊が、何で吸った血を逆流させたのか?が良くわかりません。
ゾンビの血を吸っておかしくなっちゃったんでしょうか?

ホラー耐性がなくても楽しめる映画(多分)なので、ゾンビ映画初心者にお勧めできる作品です。

登場するゾンビの特徴
・生きている人間の脳が大好き。
・普通の食べ物を食べると盛大に吐く。
・死んだ動物の脳はジャンクフードみたいなもので、ゾンビの健康上よろしくないw
・痛みを全く感じない。
・脈がないので、多分、死んでる。
・もやしはゾンビになってももやし。

主人公の花婿は「ゾンビヘッズ」と同じく半ゾンビなので、体がゾンビっぽくなるだけで、知能に影響はありません。
会話もできるし、記憶もあるし、理性もあります。
ただ
「脳みそ」という単語を聞くと、よだれが大量に出ちゃいます。

★★★☆☆ 3/5



スリー・デイズ・ボディ

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パッケージを見て「さんかれあ」みたいなのかな?と勝手に想像したんですが、観たら全然違いました。
なにより、ヒロインはレズです。

原題は Contracted
contract って英単語の意味を調べたら、色んな意味があってめんどくさい単語でしたが、「病気にかかる」という意味があります。
邦題は意味不明です。
確かにヒロインは3日でゾンビになりますが、この3日間に作品のテーマが込められているわけではありません。
売れればいいやで、謎の邦題つけるのほんとやめて欲しい。

この映画は、2013年 11/23 にアメリカで公開されました。

監督・脚本は エリック・イングランド(Eric England)。
アメリカのアーカンソー州にあるラッセルビル出身です。

元々ゾンビ物を書こうとしていたわけではなく、未知のウィルスに感染した人物をリアルに描くのが目的だったそうです。
ほとんどの人に関係があって理解できるものとして、性行為で感染する方法を選んだとのこと。
セックスしてゾンビになるという設定は斬新です。

ヒロイン役の女優は ナジャラ・タウンゼント(Najarra Townsend)。
3歳からモデル活動を始めて、10歳で映画デビューという、筋金入りのモデル女優。

この映画はヒロインだけがゾンビ化して行く様子をじっくり描いています。
世界でたった一人、ヒロインだけ。
みるみる腐っていく自分の体。早くなんとかしなければという焦燥感。どうして自分だけ?という孤立感が半端じゃないです。
ヒロインは心のよりどころを恋人に求め、ドラッグに求め、友人、好意を寄せる男、家族へと次々に乗り換えて行くが…。

ここまで精神的に来たゾンビ映画は初めて。

最大限の頌辞を送りたいと思います。
素晴らしい作品ですが、生々しい上に重すぎるので、何度も繰り返し観たくありません。

おそらく、これがよくある冒険活劇タイプの(主人公や主人公の大切な人がゾンビ化して、治す方法を探し回るような)作品だったら、いつもの屁とも思わない映画として処理していたと思います。
私は善良なヒーローが大冒険したり、悪と戦ったり、ジェイソンのような悪のヒーローが殺戮の限りを尽くす映画は見飽きてるので、こういう、誰もが持っているような問題を抱えた「普通の人」が苦悩する様子をじっくり描写するものに心惹かれるようです。
でも、ゾンビの要素がなければ、そういう作品には見向きもしないので、よいところを突いて来てくれました。

そんな作品のヒロインは、何かに依存していないと生きていけない人です。
多かれ少なかれ、みんなそうでしょう。程度が違うだけで。
このヒロインの場合、生活に支障を来す程の依存度なので、立派な病気です。
治そうと努力はしているものの、ドラッグを克服したら、次に恋人に依存して…と、何かを克服しては、次に別の何かに依存する…というのを繰り返しています。
何かに依存することで彼女は心の安らぎを得ることができます。
依存できるものがないと、不安で仕方ない性格なんですね。

ゾンビ化が進んで行くにしたがい、彼女の本質がより強く顔を出すようになります。
困難な状況に陥ったとき、原因を突き止め改善しようと努力するタフな人ではありません。
人に助けを請うわけでもなく、体が腐ってもなお、依存できる何かを探し求めます。
手っ取り早く心の安らぎを得ようと、過去に依存していたドラッグや恋人に接触するのですが、恋人からは拒絶され、ドラッグを使っても以前のような安らぎはもう得られない。
普通なら医者に助けを求めるものだと思いますが、彼女はそうしませんでした。
何故なら、彼女にとっての助けとは、病気を治すことではなく、何かに依存することだからです。

人が苦境に追い込まれたとき、その人の本質が出る…というのは理にかなっていますし、そこをきちんと表現できているからリアリティーがあり、観ていてとても辛くなるんだと思います。
最終的にゾンビになることで、そんな悩みも苦しみも全て消えてなくなります。

つまりこの映画が訴えているのは
人間なんてやめて、ゾンビになろうぜ!
ということ。

監督はそんなこと一言も言ってませんけどねw

登場するゾンビの特徴
・性交渉でゾンビ化。
・ウィルスっぽいが原因は不明。
・性器からゾンビ化が始まり、急速に体が壊死して行く。
・3日後に意識を失い、覚醒後は理性も失う。
・人間の生肉が好き。
・野菜は体が受け付けない(味覚がかわって不味くなる)。
・食われた人間はゾンビ化しない(性交渉でのみゾンビ化する)。

★★★★★ 5/5



ビフォア・ドーン

BEFORE DAWN ビフォア・ドーン [DVD]BEFORE DAWN ビフォア・ドーン [DVD]
(2013/09/04)
ドミニク・ブラント、ジョアンナ・ミッチェル 他

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どうしようもない夫への愛情を失った妻。
関係改善のために夫婦で旅行へ。

映画の内容は、パッケージを見て得られるイメージとは全く違います。
詐欺ですね。パッケージ詐欺。
ジャケ買いこそ正義みたいな、私のようなおっさん世代はそんな風潮があり、ジャケ買いして失敗すればネタになるし、成功してもネタになるし、どっちに転んでも大勝利なんてみんな思っていました(?)
でももう、いい加減、そういう「ジャケ買い層」をターゲットにした古い売り方はやめていただきたい。
客の心象を悪くするだけです。

この映画は夫婦愛を描いたものではありません。

夫婦愛はDVDを売るための売り文句で、描かれているのは、男の性(さが)と、そんな男に愛想を尽かした女。あとゾンビ。
夫の頭の中にあるのは、妻とセックスしたいという欲望だけで、愛と呼べる要素は1ミリもありません。
逆に言うと、男と女の本質を良く描写できているとは思います。
まあでも、特に男はこう思うんじゃないでしょうか。
「んなこと嫌ってほど分かってんだよ。わざわざネタにするんじゃねぇ。自己嫌悪に陥るだろうが!」と。
テーマもありふれてるし、ゾンビの斬新さもないし、お!っと思えるゾンビの殺し方もないし、突き抜けたクソっぷりだったらネタにできるのですが、そんな要素もない。
数千円払って見る価値があったか?と聞かれると「ないっすね。」としか言いようがありません。
ゾンビ映画のDVDをコレクションするという目的以外で、金を払う価値がない映画です(そこまで言うか)。

監督兼夫役ドミニク・ブラント(Dominic Brunt)、脚本兼妻役ジョアンナ・ミッチェル(Joanne Mitchell)。
主役の二人が監督と脚本を兼任してるのは面白いです。

内容が内容だけに、この映画についての情報が本当に少ないです。
IMDb には該当ページはあるんですが、DVDのパッケージに書かれている以上の情報はありません。

グーグル先生に協力していただき、監督へのインタビュー記事を見つけることができました。

Don’t miss Before Dawn at the following festivals:
http://beforedawnmovie.wordpress.com/

ゾンビというよりは、28なんちゃら後のレイジウィルス感染者といった感じです。
ゾンビには新しさもなく、かと言って、古典のルールを忠実に守っているわけでもありません。
良くもなく、悪くもなく、そんな薄味のゾンビ映画ですが、見どころがひとつだけあります。

ゾンビ化した妻の演技は鬼気迫るものがあり、あれだけでご飯三杯いけそうです。

登場するゾンビの特徴
・噛まれると数時間でゾンビ化。
・空気感染もするっぽいがかなり時間がかかる。
・多分、生きてる(食われて死んだ人間がゾンビ化しないため)。
・目が真っ赤になる。
・口から大量の出血。
・肌が真っ白。
・獲物を見つけると奇声を上げながら全力で追いかける(走る・飛び跳ねる)。
・食事後は少しおとなしくなる。
・内臓の方が好物。
・脳を破壊しないと殺せない。

★★★☆☆ 3/5



ウォーム・ボディーズ

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イメージ通りのゾンビと人間の恋愛物で、ある意味安心して人にお勧めできる映画です。

wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウォーム・ボディーズ

やっぱりみんな考える事は同じなんだなぁ…ゾンビ視点の話を作ろうと思ってら、もう映画化してました。
同じ事を考えてた人は世界中に沢山いて、私と同じように悔しがっているんじゃないでしょうかw

元は7ページの短編小説で、アイデアに惚れ込んだ映画会社がすぐに作家と連絡を取り、映画化をもちかけたそうです。
脚本を作る前に長編小説に書き直しを行い、その長編小説を原作者とは別の脚本家に作り直してもらうというプロセスを経たとのこと。
原作を読んでいないので真偽は不明ですが、原作者の意図を最大限汲む形で映画化が行われたんじゃないかと思います。

ヒロインの名前はジュリー(Julie)。主人公の名前はR。
Rとジュリー。
これ、何かを連想しませんか?

みんなが知ってる作品をモチーフにすることで、親近感が沸きますし、作品をより理解しやすくなります。
そのための題材として、超有名な作品を使ったんでしょう。
メイキングでも超有名な作品の話は出て来ませんが、「わざわざ言わなくても分かってるだろ?」という扱いなんだと思います。

超有名な作品では、ヒロインが自宅2Fのバルコニーに立ち、庭に忍び込んだ恋人に「ああ、R。あなたはどうしてRなの?」と呼びかける名台詞がありますが、この映画にもそっくりなシーンが出て来ます。
明らかに意図して作られたシーンです。

最初は「本当にこのヒロインで大丈夫かな?」と心配になるほど、ヒロインは怯えていて表情も硬いのですが、イケメンゾンビが危害を加えないことが分かって行くにつれて、ヒロインも安心し、どんどん表情が明るくなって行き、魅力的になって行きます。
主人公はゾンビだろうと何だろうと、いつでもどこもイケメンなので、何が変っても大して面白みがない(常に面白い?)。
この両者の変化の対比が良かったです。

私の好きな社会風刺やブラックジョークもなく、ただの異種間の恋愛もの。
結末も人によっては都合が良すぎると言うでしょうが、娯楽作品のエンディングは何百年も前から終わり方が決まっています。
9割の人間がそれを望んでいて、1割の人間が気に入らないと言うのも、太古の昔から変わってません。
私は概ねその1割の方ですが、この映画については、9割の人が好む終わり方をするものの、嫌いじゃないです。

ただのご都合主義の恋愛映画ですから、ゾンビ映画初心者でも安心して観られる映画だと思います。
ゾンビはスパイスみたいなもので、この映画は恋愛がメインです。



登場するゾンビの特徴
・ゾンビ化の原因は不明。
・噛まれなくても死ぬとゾンビになる(メイキングにその話が出てくる)。
・走ろうと思えば走れる。
・会話しようと思えばできないこともない。
・アウトプットはできないが、多分、頭の中では色々考えてる。
・脳を食べるとその人の記憶が見える(ゾンビが生きていた頃の実感を味わえる唯一の方法なので脳を食べるのが好き)。
・何もかもがどうでも良くなってしまうと暗黒面に落ちてスケルトンになる(ゾンビにはかろうじて人間性が残ってる)。
※ネタバレになるので、これ以上は伏せます。

★★★★☆ 4/5
 
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