ゾンビとUnityとUE4

ゾンビネタとUnity/UE4でのゲーム制作についてつづるブログです。

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4歳で自殺した子が描いた絵 from hell

ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (特別編) [DVD]ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (特別編) [DVD]
(2008/09/05)
ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング 他

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このブログで多分、一番アクセスが多い記事です。

4歳で自殺した子が描いた絵というデマとその結末
http://bibibi.info/w/まとめ/4歳で自殺した子が描いた絵というデマとその結末/

childdrawing.jpg

絵を見る限り、そういうデマが広まっても仕方ないと思えるんですが、4歳の子供が自殺を知っているとは思えません。
もし知っているなら、死という概念をたったの4歳で理解した天才児です。

4歳の子供でも死を理解できると主張している人がいたんですが、話の内容を噛み砕くとこんな感じでした。

恐らく親の話やTVなどで、いじめられた子が自殺した(死んだ)という話を聞いた。
子供は、いじめが何か、自殺が何か、死ぬとは何かを理解してない。
幼稚園などで、おまえ、いじめられてるから、死ななきゃいけないんだぜーと別の子に言う。
知った情報をただ自慢したかっただけで、その内容にどんな意味があるかは理解していない。
話を聞いた子も、いじめが何か、自殺が何か、死ぬとは何かが分からない。
でも、子供なので意味は分からないけど、話を鵜呑みにしてしまう。
そうか、僕はいじめられているから、死ななければならないんだ。
その子は死ぬ方法を知らないので、大人に聞く。
僕はいじめられてるから死ぬの?
それを聞いた大人が慌てる。
子供は何も理解していないのに。

子供は理解はしていても、それをうまく言葉で表現できないという面もあると思いますが、きちんと質問をすれば、その子の理解度は分かるはずです。
頭ごなしに肯定したり否定したりするのではなく、きちんと話を聞いてみてはどうなんでしょうか。

で、この絵ですが、オれからすれば、何らかの事故で片腕を無くし、ひどく落ち込んでいる少女が描いたように見えます。
利き手である右手を失い、左手で描いたから下手なのでは?なんて想像できます。
このように、絵を見ただけじゃ、その絵がどういう経緯で描かれたものか?は分かりません。

日本語と英語であれこれ検索しましたが、出所は不明。
画像検索をしても、この絵を都市伝説のネタにしているブログばかりが出て来ます。

TinEyeというサイトで検索してみて下さい。
この画像を扱っているWebサイトが分かります。
もちろん、TinEyeのサーチボットがWebを徘徊して情報収集して、データベースに登録したサイトしか出て来ません。
ある程度のリンク数のあるWebサイトでないとヒットしないという側面はあります。

2chのまとめサイトでは

自殺した少女が描いた絵。両親は不起訴。


という書き込みはあるんですが、ソースがありません。
この事件が報じられたニュース記事へのリンクや、この事件を扱った本についての情報が書かれていません。
詳しく教えろというレスがついても、その詳細を書くレスがないため、信憑性が皆無です。
要するに


自殺した少女が描いたという証拠はない。


この絵について、考えれば考えるほど、不自然な点が浮かび上がります。
自殺した少女が描いた絵というのが、いかに信用できない情報であるかという裏づけかも知れません。


●これが自殺した少女が描いた絵なら、どこから漏れた?


自殺した娘の絵をマスコミが公開したら、両親は激怒して裁判沙汰になるでしょう。
両親が公開しても良いと許可するでしょうか?

もし、両親の虐待によって自殺したのなら、両親はこの絵を公開したがるでしょうか?

もし、学校などでのいじめを苦にして自殺したのなら、いじめ相手や学校を訴えて、その裁判で証拠としてこの絵を使ったかも知れません。
それが外部に漏れたら、それこそ漏らした人間も訴えられます。

もし、示談で済んだのなら、尚更、この絵が使われる機会はなく、どうやって外部に出たんでしょうか?

もし、このことで、両親がいじめ撲滅のための市民活動を始め、いじめの酷さを訴えるために、自分の娘が描いた絵としてインターネット上で公開しているかも知れません。
そんな大事になっているのなら、何故、その記事、情報が見つからないんでしょうか?

もし、少女が自殺前にカウンセラーに相談していて、カウンセリング中に描かれたものなら、それが公開されるでしょうか?

色々とパターンを考えてみたんですが、本当に自殺した子の絵なら、それがインターネット上に出回ることに問題があります。
仮に2chの書き込みにあるように、両親が不起訴になったというなら、両親の虐待が疑われていたことになり、これは証拠として警察なり何なり、そういうきちんとした場所に保管されていた可能性があります。
そんなものが外部に出るでしょうか?


●何故、日本のサイトでしか見つからないのか?

1.日本人が悪戯目的で作ったものだから。
2.海外ではすぐに削除されたから。

削除されたのなら、どうやって出回ったんでしょうか?
この記事を掲載していたサイトやWebアーカイブくらい出てきてもいいはずです。


●ハイド・アンド・シークで使われた?

ハイド・アンド・シークは、2005年に公開されたサスペンス・スリラー映画。
ロバート・デニーロが父親役、ダコタ・ファニングが娘役で出演しています。

冒頭で紹介しているブログに書かれていますが

これはハイド・アンド・シークで使われた絵だ!


という主張があります。

確かめるには、実際に映画を見る以外にありません。
なので、amazonでDVDを購入しました。
DVDには特典として、メイキング、カットされたシーン、エンディングの別バージョンが収録されています。
もちろん、全て見ました。
なので、断言できます。

この絵はハイド・アンド・シークでは使われていない。

いかに個人のツイットには信憑性がないかを証明しています。
確かに、映画の中で娘エミリーは沢山の絵を描きます。
でも、この絵は、その中のどれでもありません。

映画の中に絵は存在しないので、それを証明するのは不可能です。
なので、この絵が映画の中に存在し得ない理由を挙げます。

1.エミリーが描く絵のタッチと全く違う。
2.エミリーは虐待も受けていなければ、自殺するほど自己嫌悪に陥ってもいない。だから、こんな絵を描くこと自体あり得ない。

映画を見ればすぐに分かることなので、疑うなら見ろとしか言いようがありません。


●サイレントヒルで使われた?

これもツイッターもとい、デマッターから。

先にも書きましたが、TinEyeという画像検索エンジンでこの絵を検索すると、いくつかのブログがひっかかります。
その中で一番古い記事は、痛いニュースの2007年に掲載された記事です。

サイレントヒルはシリーズ化していて、2012年2月20日現在で7作くらいあります。
ノベルも出ているし、映画化もされています。
デマッターによれば、「ゲーム」と名言しているので、ゲーム以外は対象から外れます。

2007年までに発売されたサイレントヒルは、1、2、3、4の4作品。
だから、この中から探せば良いことになります。

結論から言うと

サイレントヒルには存在しない。

オれは1~4までを何度もプレイしています。
ちなみに、国内で販売された全ての攻略本と、ノベル(4以外)も所有しています、いました(いくつか捨てたものもあります)。
3と4に関しては、コンシューマ版だけでなく、PC版も所有しています。
それら全ての作品において、全てのオブジェクトを余すところなく見て、全てのエンディングを確認するというプレイをしていますし、攻略本、ノベルも熟読しています。
ハイドアンドシークと同様、存在しないものをスクリーンショットに撮ることは不可能なので、存在し得ない理由を挙げます。

サイレントヒル1
・失踪した娘を父親が探す。娘は両親から愛されているし、自殺もしない。犬は飼ってない。
・アレッサという少女は母親から虐待を受けていたが、父親は出てこない。犬も飼ってない。絵も描かない。

サイレントヒル2
・死んだ妻から手紙が届き、サイレントヒルの町に行く男の話。娘は出てこない。犬も飼ってない。
・謎の少女は出てくるが、絵は描かない。虐待されたというエピソードも登場しない。

サイレントヒル3
・17歳の少女の話。父親は1の主人公。愛されて育った。犬は飼ってない。
・黒幕クローディアは幼いころ父親から虐待されていたが、母親はいない。犬も飼ってない。

サイレントヒル4
・部屋に閉じ込められる男の話。娘どころか妻や恋人すらいない。犬は飼ってない。
・隣に住む若い女性と仲良くなるが、虐待されたエピソードはない。両親の話すら出てこない。
・孤児院は出てくるが、身寄りのない子供。このような絵が出てくること自体あり得ない。

これも疑うならプレイしろとしか言いようがありません。

※追記
この記事を書いた後、念のため、また1~4をプレイして確認しました。
やっぱり、この絵は存在しませんでした。


●まとめ

デマッターいい加減にしろ。

オれが思うに、日本人が悪戯で描いてバラ撒いたものじゃないでしょうか。

探し方が悪くてソースを見つけられなかったという可能性もあります。
なので、自殺した少女が描いた絵と証明できるソース(ニュースの記事や本)があるなら、是非、教えて下さい。
確認できたら、この記事の内容も修正します。

ありがとうございました
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- 10 Comments

これは  

幼児が描くには記号的すぎます。成人が幼児の画風を模倣したものと考えられます。
幼児の自由な発想で描かれ、心情を吐露するような域にある作品は、出来が良いはずです。
ある時期、ピカソはこれをお手本にしていました。

描かれた国については定かではありませんが、言われてみれば犬のデフォルメ具合などは、近年の日本人によくみられる特徴があります。

2017/02/15 (Wed) 23:45 | EDIT | REPLY |   

おりが  

1

ああ、あと、2は最期の詩も含まれています。
これは追記すべきですね。
時間とやる気があるときに、まとめて記事を修正したいと思います。

2015/06/14 (Sun) 11:22 | EDIT | REPLY |   

おりが  

1

コメント&ご指摘ありがとうございますm(_ _)m

この記事も大分古くなりましたね。

ご指摘通り、2007年にはZero,Zeroの海外版Origins、アーケード版が出ていて、当時何故それらを除外したのか?も私自身が忘れてしまっています。

今TinEyeで画像検索してをも、痛いニュースの2007年の記事が出てこなかったり、私の記事の書き方も変わってたりと、調べなおしと書き直しが必要だと感じました。

homecomingはプレイしていますので、なかったと断言できます。
Originsについても、Zeroとほとんど内容は同じだと思いますので、おそらくないでしょう。
となると、アーケード版にある可能性は否定できないですね。

2015/06/14 (Sun) 11:15 | EDIT | REPLY |   

ぴんそぎ  

こんにちは。
こちらは大分前の記事なのですね。

サイレントヒルには1~4以外に、
ZERO、Shattered of memorise、
Book of memorise、Downpour、
Homecoming、Originsなどがあります。
2には最後の詩もあります。

ZERO、Downpourはプレイしましたが、
あの絵は出てきませんでした。

もしかしたら海外のみ発売している、
OriginsかHomecomingかもしれないですね。

2015/06/13 (Sat) 13:30 | EDIT | REPLY |   

おりが  

コメントありがとうございますm(_ _)m

高解像度版のリンクを貼っておきます。
http://blog-imgs-34.fc2.com/n/e/w/news020/up136842.jpg

私はそこには気が付きませんでした
新しい視点ですね、非常に興味深いです

・加工したもの?
・スキャンしたもの?

絵をスキャナでパソコンに取り込む際に、シャープがかかることによって発生するノイズに良く似ています

参考までに、シャープをかける前と後の画像


http://blog-imgs-67.fc2.com/b/o/s/bosukete666/before.png


http://blog-imgs-67.fc2.com/b/o/s/bosukete666/after.png

パソコンで描いて、シャープネスをかけて加工することも可能ではないでしょうか
ただ、どう見ても手書きの絵なので、スキャナで取り込んだだけ???

印刷物からスキャンしたものだった場合、以下の2パターンが考えられるのかなと

1. 都市伝説や創作作品などを紹介する本などからスキャンしたもの
2. ソース記事が掲載されている本などからスキャンしたもの

2014/07/20 (Sun) 20:25 | EDIT | REPLY |   

通りすがり  

1

はじめまして。検証ご苦労さまです。
さて、私も以前よりこの絵の詳細が非常に気になっており、管理人様と同じような検証を行いました。
まあ、見事に結果は同じようなものですが、気になった事があります。

件の絵ですが、アップロードされる画像には様々なサイズのものがあったかと思います。
その中で一番大きいものに横1000px越える高い解像度のものがありますが、それを拡大してよく見ますと、雑誌などの安い紙媒体にカラー印刷される際に見られるような細かい点があります。
スキャンや印刷技術に詳しくないため勘違いかもしれません。昔の画像圧縮のアルゴリズムのひとつかもしれませんがそれも分かりません。

仮に件の絵が印刷物をスキャンしたものであれば大人の落書きにしては手がこみすぎているような気がします。
もっとも、4才の子の自殺というのはニュースや統計データすら見つからないため非常に胡散臭いです。
映画か何かの小道具の候補になったぼつ作品のリークでしょうか?

2014/07/19 (Sat) 17:48 | EDIT | REPLY |   

おりが  

コメントありがとうございますm(_ _)m

理屈っぽくなってしまう上、長文になってしまい大変申し訳ないですが、デマかそうでないかについては、きちんと正確に書かせて頂きたいと思います。

私の探し方が悪く、ソースは存在するのに見つけられていない可能性があります。
ハイドアンドシークとサイレントヒルについても、製作者に聞いたわけでもなく、データ解析をしたわけでもないため、100%ではありません。
ですので、100%デマだと確定したわけではありません。

私ひとりでは限界がありますが、もっと多くの方に検証していただくことによって、白黒つく日が来るかも知れません。
この記事の内容は、私の現在のやる気と能力で、分かった事はこれくらいですというのを書いているに過ぎません。
気になるようでしたら、是非、ご自信でも検証してみて下さい。
もし何か分かりましたら、その内容をブログやSNSなど、開いた場所で発信していただくことによって、私も含めて、より多くの方の役に立つかも知れません。

今現在はモヤモヤさせてしまうようなことしか言えませんが、ご理解いただけると幸いです。

2014/06/04 (Wed) 01:49 | EDIT | REPLY |   

-  

ああデマで良かったぁぁ(^ω^;)
最初にこの絵を見たとき、4歳の女の子が自殺という事実(デマ)があまりにも衝撃的だったので悲しく胸を締付けられる苦しさを何度も感じましたが、ここへ来てデマだということが分かりとても安心しました。

2014/06/03 (Tue) 19:03 | EDIT | REPLY |   

おりが  

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m
ああいう表現に嫌悪感を感じるのは良いことだと思います
ウソより事実に、他人の不幸より幸福に注目する人がもっと増えると良いですね

2014/04/24 (Thu) 02:44 | EDIT | REPLY |   

-  

検証ありがとうございます。
明確な説明で、スッキリしました。
少女の虐待死というネタで
アクセス数を稼ごうとする
下劣な輩には反吐がでます。

2014/04/23 (Wed) 23:39 | EDIT | REPLY |   

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